NOTES

Tokinouta

Tenniscoats
mk34
Format
44.1kHz/16bit
Label
majikick
Release
2011-04-16
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TRACKS

1 Temporacha
てんぽらちゃ
00:03:36
2 Amepara
雨パラ
00:03:07
3 Oide no Umi
おいでの海
00:06:01
4 Doun Doun Doun
ドゥンドゥンドゥン
00:03:23
5 Sabaku
砂漠
00:04:52
6 Kuki no Soko
空気の底
00:05:33
7 Mori wo Nukeru Mori no Umiga
森を抜ける森の海が
00:02:45
8 SvS
SvS
00:02:28
9 SvS2
SvS2
00:02:54
10 Tamashi
タマシー
00:04:24
11 Hikoki
ひこうき(-O)
00:07:58
12 Sappolondon
さっぽろどん
00:04:17
13 Ento2
遠投2
00:05:21
14 Kazana
かざな
00:02:46
15 Ento
遠投
00:04:56

In 2007, Ueno exchanged his Electric Guitar to Classic Guitar and since then Tennicoats has played in Acoustic set. This album, Tokinouta is the only one album which was performed by just Saya and Ueno. When Tenniscoats went to Osaka for liveshows, they recorded at the studio of the engineer, Bunsho Nishikawa. It took 1-2 years for all recordings.

In April/2011, this album was released. It was just after the big Tohoku Earthquake in 11/March.

In this time, Bunsho Nishikawa re-masterd for this appearance.


Saya - Vocal, Key, Melodica さや

Ueno - Guitar, Sax, Chorus うえの


Guest : Bunsho Nishikawa - Guitar (#14), Chorus (#9)


Recorded, Mastered by Bunsho Nishikawa 西川文章

At Osaka 2009-2010


Cover Artwork by Yuzo Murano (Graph) 村部悠蔵


2007年、植野隆司はそれまで演奏してきたエレキギターを突如クラシックギターに持ち替え、それ以降、テニスコーツはアコースティック編成で活動しました。この、ときのうた、はこのアコースティック編成でさやと植野の二人で演奏した唯一の作品ですが、沢山の人との共作曲が詰まっています。' 二人はライヴのように演奏し、隙間も多く、自由さと緊張感が生々しく響きます。' ー weird-meddle recordsページより

大阪に行く度、エンジニア西川文章のスタジオを訪れ録音、その期間は1年~2年に渡りました。

2011年、日本では東日本大震災が起こり、その直後の4月にリリース。

この度、同エンジニア西川文章により、リマスター盤となって登場です。



「てんぽらちゃ」


あきをとおまき かぜをすうまき

ぐうとんぱあとん こおろんまあろん


まめのみがびち あたるほどおち

みつけたわわ てにほをのせて


てんぽらちゃ てんぽらちゃ

てんてんほーれ てんぽらちゃ


てんてんぽらちゃ てんほらちゃ

ほほほ ほおお るうう


とりらぐんぐん はねをつんばり

つがるかあかる ほおかるきせき


ゆうのひがみち あかくほおばり

ふくらむかげ のびるすすき


てんぽらちゃ てんぽらちゃ

てんてんほーれ てんぽらちゃ


てんてんぽらちゃ てんほらちゃ

ほほほ ほおお るうう


(詞/曲 さや)



「雨パラ」


雨がパラパラおちて

僕を濡らしてしまう


歌はガラガラ崩れ

そして普通に戻る


崩れた歌がキラキラ光る

泣き出す空もキラキラ光る


たぶん悩みはなくて

そしていつものままで


(詞/曲 植野隆司)



「おいでの海」


おいでおいでと海がしました

水は底いっぱいにありました

光、粒に溶け、泡わはしゃぐ 

バボロバボロ

風、どこまで吹くの

プゥプゥプゥ プゥプゥプゥ


きみが呼んでいるよ ランランララランララン

とり飛び続ける nnn, ランララン

風になろう ooo, ランララン

歌も ooo, ランララン


ぼくら海になりました ランラランラランララン

全てあるかのように思いました

その海が溢れ ooo

波が届くように 続くように ランララン


タウバッティオ タウバッティオ


(詞 さや 曲 さや & 植野)



「ドゥンドゥンドゥン」


ドゥンドゥンドゥン ドゥンドゥンドゥン

ドゥンドゥンドゥンドゥンドゥンドゥンドゥン..


(詞/曲 さや)



「砂漠」


よくきたね、遠くから

日暮れに向かって、踏み出す足音が

聞こえてる、きこえてる足の音


よく見れば、ここから

砂漠に生まれた、最初の足跡が

消えてゆく、きえてゆく足の跡


(詞 さや 曲 さや, トーマス)



「空気の底」


扉を開けて、みつけた闇に

ぽつんと響く、滴のゆらえい

僕を映して、謎にふれている


空気の底に届いた羽、ふうふうふ

君と見上げてる


カケラを繋ぐ、壊れたゆめの

カチリと響き、動き出す世界

僕ら映して、謎を泳いでる


空気の底を見上げる希望、ふうふうふ

君と見上げてる


(詞 さや, 梅田 曲 さや)



「森を抜ける森の海が」


森を抜ける森の海が

そろそろと沈んでゆくのは

つめたくて、痛い虹

あったかくて、つめたいよ


はしばみの上に立つ

呼吸の中で眠ってるよ、バァーン


神(君)の名前を唱えている

つめたくて、あったかいよ、バァーン


点ける光に 放す声に

溶けた先に 弾け笑う


(詞 並木大典 曲 さや)



「タマシー」


ぼくはきょう、じぶんについてかんがえてみ

た。そしたら、じぶんのあたまのなかで、

ぼくのあたまのなかのタマシーが、

おおきくなったらきみは、すてきなおとなに

なれるよといってくれた。ぼくはそのタマシー

に、ありがとうをいった。ぼくは、タマシー

に、ぼくはいまのぼくを、ぬぎすてて、

みらいのぼくに、あたらしくかわるよ

といって、タマシーをぼくのあたまの

なかに、やさしくいれた。


ぼくのあたまのなかにはいってたタマシーは

ここだよ


(詞 びび 曲 さや, 永田塁)



「ひこうき」


静かな部屋には、あなたが座り

うちからウチへと、視線を移す


記憶の隙間をラクダと渡る

いつかのメリーゴーランド

まあるく回り出す


ポンポンポン ポンポンポン..

Mo..


大事なものから 仕舞われてしまう

引き出しを今開き、僕らが飛び出す


何が僕の胸をノックするの?

君に声は届くかな


Mo...


飛んでゆくよ、ブーンブン

飛んでゆくよ、ブーン


(詞/曲 さや Inspired by Anisa's poetry)



「さっぽろんどん」


いちばん好きなものだから

残したのに

他所をむいてたら

もうないんだ

モモないんだ


空っぽのカゴ、甘い

匂いをそっと残して

消えていく


(詞/曲 さや)



「遠投」


荷物を置いてほぐれた心地

お弁当の残り、まだ今日の続き

メールの時刻、いつでも遅刻

待ちすぎた君の無言の返事

やっと今日が終わる


離れたとこから芯に触れて

僕を揺らすの?

大好きな夜を歩きに行こう


向こうとこちらにテーブル一つずつ

ちゃんと食べている?美味しく出来たの?

みんなに一つずつもらえるはずの

僕、出来なかった、言葉はやめて

また今日始まる


叶わぬ願いはビンに詰めて

どこかの海で見つけたら、読んでみてね


いつもの道を幾通りに

やっとすすむの

口ずさみ、朝を歩きに行こう


(詞/曲 さや)



「かざな」


コロコロころころ お山に登り

どこから来たのか 煙ひんやり

黄色いきれはしの 源尋ねるよ

かざな かざな


わらわらカラカラ 童がつどい

ゆうべのしらべを 聞かずに遊ぶ

土の下スヤスヤ 君の夏が眠る

かざな かざな


ヘビは輝くみどり

石をめぐってふたり

さわらぬようにね

さわらぬように


(詞 さや 曲 さや, 植野隆司)