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Victory
- Attack Young (Takehiko Yamazaki + Naoto Ogawa)
- 勝利/アタックヤング(山崎岳彦+小川直人)
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- Format
- 44.1kHz/16bit
- Label
- minna kikeru
- Release
- 2022-01-01
TRACKS
1 |
Snow Bugs 雪虫 |
00:02:41 | ||
2 |
Cockroach In The Fire ゴキブリ |
00:03:05 | ||
3 |
Hallucination まぼろし |
00:02:50 | ||
4 |
Crow カラス |
00:03:11 | ||
5 |
Dance In Hell あの世でダンス |
00:03:08 |
Takehiko Yamazaki : Vocals,Guitars
Naoto Ogawa : Synthesizers
アタックヤングというのは札幌ローカルのラジオ番組の事です。同じ幼稚園のクラスメイトとして過ごした山崎氏とは小学生にあがってから、学校が分かれたのもあり程なくして会わなくなって、お互いが全く違う思春期を過ごしてその時に出会うであろう音楽や文化は全く交わらないまま46歳になって東京で再会してみて、その40年という歳月の間で起こった様々な出来事は共有されないままこの共作に至った時に、改めてお互い札幌で生まれ育ったという確認のためにアタックヤングというユニット名にさせて頂きました。小川直人は札幌での様々な活動を経て33歳で上京していますが、山崎氏は大学で東京に出てきたという。その点でも通過してきたものは全く違っていると思う。90年代の東京に憧れを抱き続けて2009年にやっと東京の地を踏んだ時は、既に90年代、2000年代の東京の姿は終わりを迎えていようとしていて、戸惑いながらも今までやってきた時に山崎氏と再会したのはどういう意味があるのか自分では分からないまま、果たして自分は2020年代の東京的なものを生み出せているのか、更に戸惑いながらも続けていくしかないと思う訳です。46歳になった今も、音楽の事も世間の事も全く何も分からないが、お互いただただ生きていて再会できた事は、世の中捨てたもんじゃないと思いますね。
(小川)
私たちアタックヤングは、お互いが育った地である、札幌の平岸という町の幼稚園で出会いました。そんな時期のことを、ぱっと思い出せる大人もなかなかいないでしょうが、私たちはすごく仲が良かった。ので、40年ぶりに再会した際も、お互いのことをよく覚えていた。のだろうか。実のところ、何故そんなに仲が良かったのかは、いまいち思い出せない。 全く違う道のりを辿ったであろう私たちが再び出くわした時、二人に共通してたのは音楽をやっているという事でした。なのであれば、こんな出会いは、ちょっとした奇跡なので、是非とも何か一緒に作りたい、と思って出来たのが今作です。もういい年になってしまいましたが、二人で作った曲を聴いてたら、私はヤングな気持ちになりましたよ。あなたも聴いてみてね 。
(山崎)