NOTES

Skate Through

Tetsuo Imanari, Tomoaki Saito
TSR-004
Format
44.1kHz/24bit
Label
TOMOAKI SAITO RECORDS
Release
2020-12-31
Price in
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TRACKS

1 The unknown star
知らない星
00:04:12
2 Something rolling
なにか揺れてる
00:03:06
3 Mass flight
集団飛行
00:05:11
4 Skate me 00:02:50
5 The Dead end
袋小路
00:04:41
6 Observation of pavements
路面観察
00:03:08
7 The crowded season
犇き合う季節
00:03:02
8 It seemed to be dancing
踊ってるみたいに見えた
00:04:18
9 Hurry!
急げ
00:02:54
10 Skate through 00:05:00

This is an improvisational duo work by Tomoaki Saito, who released two new works on Minna Kikeru this year, and Tetsuo Imanari, who is a vocalist of Kaze No Matasunny (also in Minna Kikeru)and was a guest at Tomoaki Saito's album. This was a new challenge for Saito and Imanari, who usually compose and write scores.

I wonder how much time they had for this kind of work in the past year. I am relieved by the unknown time delivered here, and remember to breathe slowly.


今年、みんなきけるで新作2作品をリリースした斉藤友秋とそこにゲスト参加もしていた風の又サニーのボーカルである今成哲夫の即興デュオ作品。普段かっちりと作曲をしスコアを書く斉藤と、今成の新たな挑戦。

この1年の中にこういった時間がどれくらいあったのだろう。ここに届けられた一つの知られざる時間にほっと安堵し、ゆっくり呼吸することを思い出します。


ーーー


夏から秋にかけて、斉藤友秋の自宅で合計三回、1時間以上の即興セッションをした。彼の編集で、その中から良いとこ取りのトラック集をつくるつもりが、結局危ういところ、やわこいところが残った気がする。細胞文学の音楽をずっと前から聴いていたからなのか、自然とこうなる、というのが三回くらいでちょうど鞘に収まった。多すぎず、少なすぎず、そのまんまの引き出しの衣服たち。

しっくりくるスケートミュージックを作ろうとしていたけど、別のものが出来ました。

こうして発表出来ることが嬉しいです。


- 今成哲夫


「歌」を念頭に、トラックを切り取って行った。自然に途切れるところを注意深く探し、十曲の楽曲が切り出された。

部屋に響いた哲夫の打鍵の余韻や僕のギターの腹が擦れる音の中から歌を探して欲しい。


- 斉藤友秋


今成哲夫(ピアノ)、斉藤友秋(ギター)

Photo by てんこまつり