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Pot
- Nana Horisaki
- 壺/堀嵜菜那
- HRP-01
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- Format
- 44.1kHz/16bit
- Label
- haptic perception (via nagoya)
- Release
- 2019-06-30
TRACKS
1 |
face 顔 |
00:02:05 | ||
2 |
annular 環状 |
00:03:29 | ||
3 |
danchi ダンチ |
00:04:42 | ||
4 |
the play is alone あそびはひとり |
00:04:37 | ||
5 |
to know 知っている |
00:03:09 | ||
6 |
put an end put an end |
00:01:57 | ||
7 |
pot 壺 |
00:03:08 | ||
8 |
distant code 遠くの記号 |
00:02:45 |
Nana Horisaki is Nova SSW from Nagoya. It feels like she has a solid belief while being laid back.
Especially, her guitar playing, accompanied by a good melody that is often sung, sometimes with unique chordwork and harmony to lead the song in an unexpected direction, and beautiful. I am paying attention to where her sense developed through self-study is heading.
Guest: Akihiro Sugiyama, Tsutomu Motoyama, Takumi Yokoyama Recording & Mastering: Akihiro Sugiyama Artwork: Ryo Adachi
名古屋の新星SSW。飄々としつつ、しっかりした信念を持っているように感じられる。特筆すべきは、彼女のギター演奏で、とつとつと歌われるグッドメロディの伴奏として、時に独特のコードワークとハーモニーで曲を意外な方向へと導き、かつ、美しい。独学で培われたそのセンスの向かう先に注目です。
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大学在学時はバンドの中で演奏していたが、2013年にその活動を終了。
卒業後しばらく経った2015年夏、堀嵜菜那の身に、1週間で2つの出来事が起こり、それによってもう1つの大きな出来事が起こった。
まず、大学時代の友人、永見恵利に「弾き語り部」に誘われた。それは、ソロで音楽をやった事のない会員達が月に1度集まり、曲を発表し、批評し合う小さな勉強会だった。
次に、当時頻繁にライブを観に行っていた名古屋のライブスペース、KDハポンから、なぜか急にライブ出演の打診があった。
そして、一人で音楽活動を再開してみる事にした。在学時に音楽に関して自尊心を失いかけてしまっていた経験から、全てをあきらめて、「ギターを弾いて歌う人はたくさんいるから、その中にこういう人が一人くらいいてもいいだろう」という考えで。
歌っている自分の中身を出していくのがいわゆる「弾き語り」だったとしたら、彼女が2019年に発表した『壺』は、そういうものでは無さそうです。ギターと歌なのに、不思議なことに、人間とロボットの中間にある音楽のようにも聴こえます。
しかも、人間がロボットに向かうというよりは、ロボットが人間に向かっているような、隠された貪欲さを聴き取る事も出来ます。
ゲスト:杉山明弘、元山ツトム、横山匠 ミックス・マスタリング:杉山明弘 アートワーク:足立涼